年末年始、注意喚起はいずこの国にも

国民の約90%がクリスチャンであるフィリピンは、クリスマスが特別な時期となり、オフィスも休み、地方に帰る人々、ショッピングを楽しむ人などで公共施設、公共交通機関がいつも以上のにぎわいと混雑を見せます。フィリピンに限らずどの国も同じですが、年末年始は更なる注意が必要です。

混雑地での軽犯罪を避ける

注意の1つが軽犯罪の被害に遭うこと。スリやひったくりなどの被害が倍増するというレポートは見たことがありませんが、ショッピングモールのクリスマスショッピングを楽しむ人の多さを考えると頷ける気がします。また、強盗などの被害。押し入り、路上、公共交通機関でも油断は禁物です。


1.置き引き

まず、以下のビデオをご覧ください!
レストランでの食事中に椅子の後ろにはさんでいたカバンが見事抜き取られていた、あるいは犯罪グループが見事なチームプレイで貴重品を奪うというケースも聞いたこと、そしてYoutubeでも見ました。
CCTVがとらえた映像以下に・・・



一見関係なさそうな男女が連係プレーで巧みに、足元に置いたカバンを奪います。

実際、知り合いのフィリピン人の女性が、パソコンの入ったカバンを足の間にはさんで食事をしていたにもかからず、盗まれたということがありました!

2.ひったくり

お金を支払おうと財布を取り出したその瞬間、肩がけのカバンを身体にクロスさせずに持ち歩いて、ひったくられるなど、例があります。
混雑地では、ひったくった後は、数人の連係プレイで貴重品をもち去っていきます。お金のみならず、近頃はスマホや、高性能カメラなども狙われます。

3.すり

気づかぬうちに、財布や貴重品を抜き取っていきますが、手口が巧妙です。中には鋭利な刃物でカバンを開くという手口もあります。持主はもちろん気がつきません。

犯罪対策

基本的かと思われますが、3つの基本対策は以下です。

対策1.大金を持ち歩かない

当たり前すぎますが、大きな額は持ち歩かないに越したことはありません。しかし、ホステルなどに宿泊し、セーフティボックスなどもない、(時にホテルでも信頼できない場合もあります)場合は、持ち歩かざる得ないでしょう。
そういうときには、分散させるのがよいと思われます。財布一か所に大金を入れないこと。これは、不幸にして、強盗などに会った時にも対応ができる方法です。

対策2.パックパックは前に背負う

ちょっと格好悪いですが、混雑している場所に行く場合は貴重品入りのパックパックは前に背負ってください。

対策3.人気のない場所を避ける

人気のない場所を歩かない。どうしても人通りが少ない場所を通らないといけない時は人が通るのを待って、あたかもそのグループの一員のようにふるまって歩くこと。

残念なニュースとして、20日金曜日ザンボアンガ市のラバンガン町の町長とその奥様を含む三人が白昼堂々、空港で暗殺されました。実行犯は、警察官の制服をまとい、バイクで空港に乗り入れ殺害に及んだようです。政治に絡んだ暗殺事件はフィリピンでは残念なことによく聞かれるニュースですが、空港という場所で白昼堂々行われたことが衝撃を与えました。

こういう事件現場に居合わせることはないことを願うばかりですが、万が一銃声を聞いた場合はとにかくその場から遠ざかること、それができない時にはとにかく身を低くし物陰に避難すること。

年末年始、安全に留意、ご家族で楽しく過ごしてください。
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